河村大汉子

你也要来扣脚吗(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)

十二月三十一日

「それはそれでよかった。」
そう思うよりも先に、そう口に出してみる。
よかったと言って、よくなればいいねとこことからおもう。
よかったと言えることは、よかったのはじまりだ。
一年の終わりが近づくと、たくさんのことを思い出します。

十二月三十日

私はボランティアさんに「ありがとう」と声をかけません。
みんなは私に対して何がをやっているわけではなく、
動物に対してやっています。動物についてのことは、
動物が「ありがとう」という感じだと思うので、
ぜんぜんお礼は言ったことないです。

十二月二十九日

自然の世界では、動物も、昆虫も、植物も、菌類も、
それぞれが自分勝手に生きているようですけど、
生態系という大きなカタマリで考えてみると、きちっと整合性がとれているというか、
すべてが関わりながら調和しているんですよね。
個々が全体、全体が個々、とでも言うか。

十二月二十八日

すっごくすっごくサムイ父親ギャグを思い付いたので、
恐る恐る旦那に披露したところ、
圧倒的父親ギャグの返しがきた。
さすが、本物のおっさんはレベルが違う。
かなわない・・・・。

十二月二十七日

よい香りのする女性「何か御用ですか」
北子岩「わたくしたちは、人間チョウチョなのでごさいます」
小林「美しきもの、よい香りのするものに、思わずついて行ってしまうんや」
よい香りのする女性「そうですか。私も美しい男性に、
思わずついて行ってしまいますね。同じかもしれないですね。ではさようなら」

十二月二十六日

吉本隆明さんに、訊いたことがある。
「どうして、いつもテレビを点けているんですか?」と。
「さみしいから、じゃないでしょうかねぇ」
ほんとうにほんとうの答えを、老いてからの吉本さんは、
ぼくらの目の前に無造作に置くようなことを、よくした。

十二月二十五日

私は、ベトナム戦争に関しては、たったひとつの場所から、
全体にたいして唯一の判断を下すことなど、とてもできないと感じています。
でも、ひとつだけ言えるのは、
あの戦争を経験したふつうのベトナム人に聞いてみれば
「もう二度と戦争なんかしたくない」って、誰もが、言うだろうってことです。

十二月二十四日

「すべての恋は片思いである」と糸井重里は言いました。
(「両思いというもの両方からの片思いでしょう」とも)
いままさにひりひりとした片思いを抱えている人は
冗談じゃないぜと言うかもしれませんが、でも若人よ、
よい片思いは、やはりぜひともするべきだと思いますよ。

十二月二十三日

パソコンのことはわかんねえけど
(版画作品を)インターネットに出してもらったさ、
イタリアに住んでる娘が見て
「ぜんぶ、わかったよ。父親のこと、ぜんぶわかった」って、そう言ってた。
娘も、図案やってるもんだからさ。よかったよ、出してもらって。

十二月二十二日

だから、なんというかさ・・・・
「ちょっと乾いたホモ関係」っつうかね。
男を撮るときは、それがないとダメだよ。
瞬間的な男同士の恋、5分間の。

1 / 37

© 河村大汉子 | Powered by LOFTER